お陽さまの贈り物 

ベンチの画像


 陽の当たる公園のベンチで、年配のご婦人が苦しそうに電話をしています 


 足元には車輪の付いた携帯用の酸素が…





 ご婦人
ここまで歩いてきたけど、なんだかしくて…(-_-)
そう、いつもの道…(-_-)
30分くらい歩いたんだけどもうなんだか限界で…(-_-)
酸素?
もちろんよ…
あっ、スイッチが入ってないわ…
どうしましょ、私、酸素のスイッチが入ってないまま、ここまで歩いて来ちゃったのよ…(*゚▽゚*)







 ご婦人の表情は一変して、声のトーンも一段階高くなります 





 ご婦人
ねぇ、私、酸素のスイッチ入れないで30分も歩いたのよ(^O^)
先生は酸素が無ければ無理だって言ったのに…
それも坂道をよ…ヽ(*´∀`)ノ
うん、うん、あなたもちゃんとお仕事して来なさい






 電話の相手は息子さんだったのでしょうか? 


 さんだったのでしょうか? 


 ご婦人はその電話を切ると、また次々に電話をかけ始めました 





 ご婦人
ねぇねぇいてよ、私ね…ヽ(*´∀`)ノ
それで苦しくて…
そしたら酸素のスイッチが入ってないじゃないの、全く…(*゚▽゚*)
でも私、酸素が無くてもけるって事かしら?┌(┌^o^)┐
この歳になって体が良くなるなんてありえるのかしら?
ええ、全然辛くないわo(^▽^)o
…今考えれば知らずに歩いている時も、そんなに苦しくなっかった気がするわ…
だってそうでしょ、苦しかったら30分も歩けないじゃない、ねぇ┌(┌^o^)┐






 ご婦人には、いつの間にか陽差しがベンチからずれてしまっている事も、寒さが少しずつ強くなって来ていることも、が付かない様子です 





 コチサ
「きっと今、このご婦人は、心の中のお陽さまが灯ったから寒くないんだ 





 これがこのご婦人の、心の元気のきっかけとなりますように 


 そしてもちろんの方も、元気になっていきますように 


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