おはなしピエロ公演-「きょうだいの順番」 

201412お誕生日会1
「12月のおはなしピエロ【きょうだいの順番】」


 いつもの保育園で、12月のおはなしピエロ公演をさせていただきました 


 今回のお話は…





 おさんのミカちゃん5才と、アンナちゃん3才は仲良し姉妹です。

 今日はアンナちゃんの七五三です。

 2年前に七五三を祝った姉のミカちゃんですが、アンナちゃんのきれいなドレス姿を見て、「ワタシも七五三を祝いたい」と駄々をこねます。

 「ドレスを着て七五三を祝えるなら、3才に戻ってもいい」というミカちゃんの願いが叶って、ミカちゃんは3才になってしまいました。

 でもミカちゃんにとって、ステキなドレスが着られて、それはそれは楽しい1日となりました。


 しかし翌日

 妹のアンナちゃんより後に3才になったミカちゃんは、アンナちゃんの妹になっていました

 これまでと全てが反対です。

 今までは、姉のミカちゃんが妹のアンナちゃんを守って来たのに…

 今は、お姉さんになってしまったアンナちゃんが、昨日まではお姉さんだったミカちゃんを守らなくてはなりません。

 急な役割の変化に戸惑いながらも頑張るアンナちゃん

 しかし、その重圧は想像以上のものだったようです。


 ある夜、ミカちゃんは、ベッドで泣くアンナちゃんの声を聞きました。


 ミカ
アンナ…いやアンナお姉ちゃん、どうしたの?」

 アンナ
ミカ…ミカお姉ちゃん…アンナはミカお姉ちゃんの妹がいい。」

 ミカ
どうしたの?
お姉ちゃんになればお洋服だってお下がりじゃなくて新しいのが着られるし、なんでも一番にさせてもらえるでしょ


 アンナ
アンナ、お洋服はミカお姉ちゃんのお下がりがいい。
ミカお姉ちゃんの匂いが沁み付いていて安心するもん
アンナは毎日ミカお姉ちゃんに手を繋いでもらって保育園に行きたい。
アンナがミカお姉ちゃんの手をひいて保育園に行くのは本当は怖くて仕方がないの。
アンナはいつもミカお姉ちゃんに守ってもらいたいの。
アンナがお姉ちゃんなんて嫌



 この言葉を聞いて、七五三のわがままを反省するミカちゃん

 ママに泣いて謝ります。

 「どうかミカを5才に戻して下さい」とお願いをします。


 ママ
ミカ、人にはね、神さまがくれた順番があるの。
ミカがママの子どもに産まれてくれたのも順番なの。
ママの方がミカの子どもだったら変でしょ。
それと同じで、ミカがアンナのお姉さんであるのも順番なの。
ミカはアンナの世話をすることが大好きなお姉さんで、アンナはお姉さんに甘える事が大好きな妹に生まれる順番だったの。
自分のわがままで神さまのくれた順番を壊したら、ほらこうやって大好きな妹が泣く姿を見なくてはならないのよ。
ミカ、あなたはそんな姿を見たいの
?」


 翌朝…

 食卓には5才に戻った姉のミカちゃんと、3才の妹のアンナちゃんがいました。

 どちらもせそうに笑っています。

 そして、アンナちゃんの手をしっかり握り、ミカちゃんは保育園に歩き出しました。






201412お誕生日会2
「もう一回七五三をやりたいとダダをこねるミカちゃん」

201412お誕生日会3
「綺麗なドレスを着たいとワガママを言うミカちゃん」

201412お誕生日会4
「3才に戻ってしまったミカちゃん」

201412お誕生日会5
「こちらは、突然お姉さんになったアンナちゃん」

201412お誕生日会6
「ミカの手を引いて保育園に行くアンナちゃん」

201412お誕生日会7
「お姉さんとしてミカのお世話をするアンナちゃん」

201412お誕生日会8
「ある夜、泣き声が聞こえてきました・・・」

201412お誕生日会9
「ミカ、人にはね、神さまがくれた順番があるのよ byママ」

201412お誕生日会10
「どうかミカを5才に戻して下さい by祈るミカ」






 実は前回11月公演がキャンセルになっていました 


 でも直前まで稽古をしていたので…


 この12月公演が「七五三」ネタになってしまったのです 


 七五三のお話と聞いて、状況を察して微笑む先生たち…





 園児たちは、大人の事情などお構いなしに、無心に聞いてくれました 


 「今日も面白かったよ(*゚▽゚*)
 「ミカちゃんが戻って良かったねヽ(´▽`)/
 「ボク5才だから、七五三やったよ(^O^)
 など感想も賑やかです。


 「七五三なんてとっくに終わったのに…」
 と言って来る子どもなんていません 


 本当にい子たちです 


 さぁ次回は来年です。


 みんな良い年を迎えてね \(^o^)/


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