皆既月食 

皆既月食20141008-1


 いつものジョギングロードの帰り道…


 橋の上に「皆既月食」を見る人たちが集まっています 


 その視線を追いなぞると、コチサも一夜の天体ショーに思わず惹き込まれていきました 


 赤い点滅を繰り返す空を背景に、徐々に姿を消していくおさま…


 その姿をカメラに撮り込むたち…


 身振り手振りで娘さんに「月食」の仕組みを教えているおさん…


 ただ黙って寄り添って空を見上げている老夫婦


 そしてポカーンと口を開けて見ているコチサ


 19時19分、平安美人の薄い眉毛のように最後まで残っていた欠片が完全に消えました 





 「あれ?テレビで言っていた時間よりい (^_^;)


 カメラを構えたおじさんが言うと、


 「にだっていろいろ事情があるんだろ


 と、相棒のおじさんが返します。





 お父さんに難しい「月食」の説明を受けていた娘さんは、


 「みんなに見られてずかしかったから早く隠れたんだよ


 と、ロマンチストです。





 「ハクション! 


 渇いた汗で体温が奪われたコチサのくしゃみが、せっかくの雰囲気を壊してしまったようです 





 すごすごと退散するコチサに、


 「月がて来るところは見なくていいのかい?


 と、声がかかりました。


 「人間だって、事情があって自ら隠れたのに、再び少しずつさらけ出して行く姿は見せたくないでしょ 


 などと、かっこいい言葉を言いたかったコチサですが、


 結局、


 「ジョギングあとで身体が冷えてしまったので、これにて失敬 


 と、平凡な返答しか口に出せず、小心者丸出しでその場を後にすることになってしまいました 


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