哀悼 ペコロスの母 

おばあさんの画像


 月に何度かガイドとして利用者さんを病院にお連れすることがあります 


 利用者さんが診察を受けている間、コチサは待合室でブックスタンドに置いてある「週刊朝日」を読むのが日課になっていました 


 特にお気に入りは『ペコロスの母の玉手箱』という連載マンガです 


 作者の岡野雄一さんが、最愛の母の介護を綴った「おかしくていながらも胸にジーンとくる」おはなしです 


 コチサは、数回分の連載をまとめて読むのを楽しみにしています 





 たまたま開いた今回のストーリーは、そのお母さんがくなったお話しでした 


 驚いて数号前を調べると、


 『漫画「ペコロスの母に会いに行く」の作者・岡野雄一さんの母で、漫画のモデルにもなった岡野光江(おかの・みつえ)さんが24日、老衰のため、入所していた長崎市内のグループホームで亡くなりました。91歳でした


 という告知が…


 そしてその号は『ペコロスの母の玉手箱』は休載でした 





 単行本の『ペコロスの母に会いに行く』は自費出版された本です。

 映画化もされました。

 現在連載中の『ペコロスの母の玉手箱』も10月21日に単行本が出版されるそうです。

 そして、この連載はまだ続くようです。

 お母さんが亡くなっても思い出は永遠に尽きないから、この連載はずーと続けていって欲しいと思います。

 お母さんが亡くなったシーンでは、

 「火葬されたお母さんの頭蓋骨がパラパラと砕け、それは蘭の花のようだった…」

 という内容が軽妙な方言と独特の絵で綴られていました。

 そして、天国から迎えに来たお父さんに連れられて空に昇って行く母の姿…

 作者の岡野雄一さんは、誰もが持っている両親への語り尽くせぬ想いを、漫画と長崎訛りの短い言葉で代弁してくれました。

 お母さまを亡くされた悲しみは計り知れないものがあると思います。

 これだけの作品を母に捧げたけれど、

 「お母さんも幸せだったと思います」

 などという言葉は納得できないものだと思います。

 どんなに尽くしても永遠に尽くしきれないのが、親の恩なのですから…

 でも早く元気になって、これからもお母さまの思い出を紡いでいっていただきたいと願っています 





 また来月、病院に行きます 


 そこには、何冊分かの「週刊朝日」がストックされているはずです 


 そして、お母さまが亡くなった後も変わらず綴られる『ペコロスの母の玉手箱』も…


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