おはなしピエロ公演-「パペット亀吉」 

201409お誕生日会1
「新しいおともだち【亀吉】を紹介しまーす♪」


 今回は「パペット」(人形=正確には片手を入れて動かす人形なので『グローブパペット』)を使ってのお話です 


 あらすじです 





 この保育園に20年前からある「パペット」を、コチサが園長先生から譲り受けるところから話がはじまります。


 「このパペットは、昔はみんなから可愛がられていたけど、いつの間にか飽きられて今では見向きもされないの。
可哀想だからまたみんなのお友だちにしてあげて



 そうまれます。


 今日もコチサが「おはなしピエロ」の舞台に立っていると、「くしゅん、くしゅん」というくしゃみが聞こえます。
 声の主はあのパペットの「亀吉」でした。
 亀吉は風邪をひいたので病院に連れて行って欲しいといいます。


 病院に行くと亀吉は全く話さなくなりました。
 お医者さんは
 「これは人形だよ、ボクは診察が出来ない
 と言いました。


 コチサは
 「でもさっきはちゃんと喋っていました
 と食い下がります。


 先生は、聴診器を当てて亀吉を診察します。

 
わかったぞ、この亀吉はずーと長い間、保育園で子どもたちの泣き声や笑い声を聞いてきたから、いつのまにか子どもたちの心がわかる、子どもたちとお話が出来る人形になったんだな。
 こうやって亀吉の心にを入れれば、ほら亀吉の心臓の音がじられる。
 亀吉と心が通じ合った証拠だ。
 キミの声は亀吉に伝わるし、亀吉の声はキミの声になって伝わって来る。
 だからこうして亀吉と向き合って、自分の気持ちを素直に話せば、亀吉はちゃんと答えてくれるんだよ
。」


 そう言って亀吉の体に片手を通すと、まるで亀吉は命が宿ったかのように話しだしました。


 「先生、喉が痛いよ。ボク風邪をひいたよぉ~


 先生はそんな亀吉の喉に優しくお薬を塗りました。


 保育園に戻ってきた亀吉は、痛い喉でみんなにしかけます。


 「たとえばさー、自分ではうまく言えない事とかさー。
 お友だちとケンカしちゃって、悪いなぁとか思ってもさー、自分ではさー、ごめんなさいって言いにくい時がさー、あるよ
ね。
 その時にさー、こうやってボクの心を通してさー、お友だちにごめんなさいってさー、言えばさー、仲良くなれるんだよ



 そして亀吉は、園児たちのひとりひとりに手を入れてもらって、自分の心に触れてもらいます。


 「みんなボクはいつもここにいるよ。
どうしても言いにくい事があったらいつでもボクの心に手を触れて、ボクと話してボクの言葉でを伝えてね



 そして亀吉は、保育園の新しく決められた「」に静かに座りました。






201409お誕生日会2
「くしゅん、くしゅん、声のする方へと歩きます」

201409お誕生日会3
「風邪をひいたから、病院に連れてって欲しいって~?」

201409お誕生日会4
「先生、亀吉を診てください!」

201409お誕生日会5
「ん? これは・・・ by先生」

201409お誕生日会6
「先生、亀吉の心を感じると、会話ができるんですね♪」

201409お誕生日会7
「こうして、心臓の音を聞いて、っと♪」

201409お誕生日会9
「あのさー、ボクさー、まだ喉が痛いんだけどさー by亀吉」

201409お誕生日会8
「園児たちに向かって勢いよく喋りだした亀吉♪」

201409お誕生日会10
「みんなー、【亀吉】と仲良くなってねー♪」





 今回は、はじめてのパペットを使ってのお話でしたが、園児たちはすぐに亀吉と仲良くなってくれました 


 パペット亀吉に手を通す時、園児たちは「心を通わせる」という気持ちを持ってくれました 


 だから園児たち自身が亀吉の口を通して喋る言葉は、とても優しく思いやりのある言葉になっていました 


 これからどんどん大きくなっていく園児たち…


 亀吉を通して感じた「気持ちが優しくなる心のクッション」を、いつまでも覚えていてくれたら嬉しいな 



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