おはなしピエロ公演-「母の日のプレゼント」 

2014-5お誕生日会1
「5月のおはなしピエロ、はじまり~はじまり~♪」


 5月のおはなしピエロ公演です 

 今回は「母の日」をテーマにお話を演じてきました 

 先ずはあらすじです 





 「キミは母の日が終わったからの6月に生まれる赤ちゃんだから、先に今から地上に降りて『お母さん、ありがとう』と挨拶に行って来なさい

 そう天使さまに言われて、何もわからず地上に舞い降りて来た羽の生えた赤ちゃん。
 天使さまからもらった「カーネーションの花束」を持って、バタバタバタバタ一生懸命に羽を動かしながらお母さんを捜します。
 その時、突風が吹いて持っていたカーネーションの花がバラバラにんで行ってしまいました。

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 必死でカーネーションの花をいかける羽の生えた赤ちゃん…
 カーネーションの花一輪が、街を歩いている人の胸ポケットに入りました。
 赤ちゃんはそれを見つけて空から急降下です。

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 「(はぁはぁ)こんにちは、ワタシははこれから生まれる赤ちゃんですけど、『母の日おめでとう、お母さんありがとう』を言いにやって来ました。
あなたがワタシのお母さんですか?


 「ボクはだからお母さんではないよ。
お母さんは女の人なんだよ


 赤ちゃんは間違えたのがわかったけど、その男の人の胸ポケットにささったカーネーションの花がとても似合うので、そのままあげることにしました。

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 今度は歩いている人の髪の上に落ちたカーネーションを見つけました。
 赤ちゃんはそれを見つけて、また空から急降下です。

 「(はぁはぁ)こんにちは、ワタシははこれから生まれる赤ちゃんですけど、『母の日おめでとう、お母さんありがとう』を言いにやって来ました。
あなたがワタシのお母さんですか?


 「私はもうおばあちゃんだから、お母さんではないのよ。
お母さんはもっと若い女の人のはずよ


 赤ちゃんは今度も間違えたのがわかったけど、そのおばあちゃんの髪にささったカーネーションの花が髪飾りのようでとてもキレイだったので、そのままあげることにしました。

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 またまた赤ちゃんはカーネーションの花を見つけました。
 そして急降下。

 「(はぁはぁ)こんにちは、ワタシははこれから生まれる赤ちゃんですけど、『母の日おめでとう、お母さんありがとう』を言いにやって来ました。
あなたがワタシのお母さんですか?


 「ワンワン、ワンワン

 どうやら今回も違ったようだけど、白い毛並みの上に乗っかった赤いカーネーションがとてもかわいいのでそのままあげる事にしました。

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 外は夕方になって暗くなってきました。
 赤ちゃんはだんだん不安になってきました。
 
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 その頃、あるお家のベッドの中では、もうすぐ赤ちゃんが生まれる女の人が休んでいました。
 女の人は夢を見ていました。
 羽の生えている赤ちゃんが泣いている夢です。

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 「あらどうしたの?

 「ワタシ、お母さんにカーネーションの花を渡しに来たんだけど、見つからないし外が暗くなって来て怖いの

 女の人は、その赤ちゃんをきしめました。

 「あなたは良い子ね。
まだ生まれる前なのにお母さんにありがとうを言いに来たなんて…


 「天使さんが、カーネーションの花を持って行きなさいって言ったの。
でも私くしちゃったの、ぐすん


 「大丈夫よ。
お花は無くても、あなたのお母さんはあなたの気持ちがわかってるわ


 「でも…

 「大丈夫、あなたは元気に生まれて来るだけでいいの。
お母さんにはそれが一番のプレゼントなのよ


 「カーネーションの花、無くしたけどいいの?

 「いいのよ、それにもしかしたら風に飛ばされたカーネーションは、あなたの生まれるお家の庭に落ちたかも知れないわ

 「そうかな?

 「そうよ、きっとそう。さぁ心配しないで。
天使さんのもとに帰りなさい。
そしてちゃんと元気な赤ちゃんとして、来月この世界に戻ってらっしゃい


 「うん、じゃぁねい

 赤ちゃんはニコニコと空の上に帰って行きました。

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 『ピンポーン

 お家のチャイムが鳴って、女の人は目をましました。
 どうやら旦那さんが仕事から帰ってきたようです。

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 「お帰りなさい、あらあなたどうしたの?
胸にカーネーションの花なんか挿して?


 「実はね…

 旦那さんが説明をしようとすると、もう一人玄関から人が入って来ました。
 この女の人のお母さんです。
 どうやら一緒に暮らしている家族のようです。

 「あらお母さん、お帰りなさい。
あれ?お母さんも髪にカーネーション挿してる。
いったいどうしちゃったの?


 そして、この女の人と旦那さん、そして女の人のお母さんの三人は、夕食を食べながら今日の不思議な出来事を話合いました。

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 「じゃぁもしかしたら私が夢で見た赤ちゃんと、あなたが外で会った赤ちゃん、そしてお母さんが会った赤ちゃんはみんな同じ赤ちゃんってこと?

 「きっと生まれる前に、ボクたち家族に会いに来てくれたんじゃないかな。
これからよろしくお願いしますって


 「そうね。
母の日だから神さまがこれから赤ちゃんを産むお前にプレゼントをしてくれたのね


 「素敵!何か夢みたい。
じゃぁ赤ちゃんは女の子なのね。
それにこのカーネーションは赤ちゃんからの母の日のプレゼントなのね


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 その時、

 『ワンワン!』

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 「あっ、いけない、話に夢中になってポピーにエサをあげるの忘れてた。
ポピーごめんね。こっちにいらっしゃい


 「ワンワン

 呼ばれてやって来た飼い犬のポピーを見て、みんなが驚きました。
 ボビーの頭にもカーネーションの花が乗っかっていたからです。

 「赤ちゃんは、ポピーにまでカーネーションを渡して挨拶をしたのね

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 というお話です。






2014-5お誕生日会3
「羽のはえた赤ちゃん♪」

2014-5お誕生日会2
「ワタシのカーネーションはどこかしら~?」

2014-5お誕生日会4
「ボクは男だからお母さんじゃないよ」

2014-5お誕生日会5
「わたしはおばあちゃんじゃよ、お母さんというのは若い女のひとのハズじゃよ」

2014-5お誕生日会6
「あなたがワタシのお母さんですか~?」

2014-5お誕生日会7
「うーん、じゃ、あなたがワタシのお母さんですか~?」

2014-5お誕生日会8
「あなたはとってもイイコだわ~♪」

2014-5お誕生日会9
「来月、元気な赤ちゃんで戻ってくるのよ~♪」

2014-5お誕生日会10
「今月は【母の日のプレゼント】というおはなしでした~♪」






 今回は少ししいお話でした 


 5歳児4歳児までは理解してくれても、3歳児より下は難しいかな 


 そう思っていました。


 でも、羽の生えた赤ちゃんのコミカルな姿や、小犬の戸惑っている姿などを必死で目で追いかけて、大きな声でってくれました 


 年長さんはすっかり話を理解してくれて、とくに女の子はこういうロマンチックなお話が好きみたいで、終演後は恒例のお褒めの感想をいただきました 


 赤ちゃん時代のことは、この子たちの方が身近だから、演じているコチサ以上に親近感があって現実味を持ったお話だったのかも知れません 


 また来月、おうね 

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