おはなしピエロ公演-「大好きな泣き声」 

2014-4お誕生日会1
「今月のおはなしは・・・【大好きな泣き声】」


 新年度最初の、保育園にての「おはなしピエロ」公演です 


 園児たちはひとつずつ進級し、最年少0歳児のクラスには、ゆりかごに揺られた新顔の赤ちゃんが勢ぞろいしました 


 コチサ
「この子たちが、一年後には、みんな歩いてお遊戯をするようになるんですね 


 園長先生
「毎年、そんな事を繰り返しています。
忙しい日々だけど、その成長が励みになります (#^.^#)/」


 さて、今回のお話しは…





 5歳児のヒカルくんは、この春、弟のシンペイくんが生まれて大喜び。

 でも、シンペイくんはいつも、「わーん、わんわん」といてばかり。

 特に、お兄ちゃんのヒカルくんの前では、その泣き声もひときわ大きく感じられます。

「ボクはシンペイのこと大好きなのに、シンペイはボクのことが好きじゃないのかな?
だからボクの前だと、誰よりも大きな声で泣くのかな?」

 ヒカルくんは、だんだんしくなってシンペイくんを避けるようになりました。

 ある日、やっぱり泣かれてしまったので、ヒカルくんはお母さんに「シンペイはボクが嫌いなんだ。もう嫌だ」と言って外にび出しました。

 フラフラ歩いて気がついたら、保育園の前にいました。

 園長先生に誘われて中に入るヒカルくん。

 そこにはたくさんの0歳児の赤ちゃんがいました。

 ヒカルくんが、近づいて「こんにちは」と挨拶をしても、弟のシンペイくんのようには泣きません。
ヒカルくんは、ホッとしました。

 でも少し寂しくもありました。

 赤ちゃんたちは、あんまりヒカルくんの事を気にしてない様子だったからです。

 すると、ヒカルくんの耳に、声が聞こえました。
わーん、わんわん(ヒカルお兄ちゃん、どこに行ったの?)」
わーん、わんわん(ヒカルお兄ちゃん、大好きだよ)」

 これってどういうこと?

 ヒカル
ねぇ、園長先生、ボクだけシンペイの声が聞こえるの。
最初は泣き声なんだけど、その後にシンペイの言葉が聞こえるの。
まだシンペイは喋れないはずなのに…これどういうこと?


 ウミ先生
もしかしたらシンペイくんは泣いていたんじゃなくて、大好きなお兄ちゃんに、誰よりも大きな声で話しかけていたんじゃないのかな。
きっと一番先に話をわかってもらいたいから、誰よりも大きな声で話しかけていたのね。
ただ泣いていたんじゃなかったのかもしれないわね


 その言葉を聞いたヒカルくんは…






 毎年4月のおはなしは、会場中が、0歳児の赤ちゃんの泣き声に包まれることを経験しているので、今回はこんな話を作ってみました 


 それぞれ進級した園児さんたちが、この話を通して、赤ちゃんの泣き声に興味を持って耳を傾けてもらえるかもしれない…そんな気持ちも込めてみました 





2014-4お誕生日会2
「ボクの名前はヒカル。弟の名前はシンペイ」

2014-4お誕生日会3
「シンペイのベッドに近づこうとすると・・・」

2014-4お誕生日会4
「ワーン、ワンワン、ワーン、ワンワン」

2014-4お誕生日会5
「シンペイのホッペに触れようとすると・・・」

2014-4お誕生日会6
「ワーン、ワンワン、ワーン、ワンワン」

2014-4お誕生日会7
「ボクを見たら一番大きな声で泣くんだ・・・」

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「シンペイはきっとボクのことを嫌いなんだ・・・」

2014-4お誕生日会9
「もう、ボク、外で遊んでくるよ・・・」






 新しく最上級生になった園児さんたちは、おはなし終了後に駆け付けてくれます 


 そして


なかなか良かったよ 
シンペイくんの泣き声が面白かった 
ボクにも弟がいるよ 
などと、それぞれの感想を言ってくれます 


 これは、これまでの最上級生から引き継いでいる伝統です 


 コチサはこの天使たちの感想を正座して聞き、
ありがとうございます 
とお礼を述べて、次回に活かします 


 変わった風景と変わらぬ風景の中で、またが来て、一年のはじまりです 

 
 みんなぁ~
 また一年
 よろしくね
 


2014-4お誕生日会10
「また一年ヨロシクお願いします♪」


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