帰省物語10-うどん県 

讃岐うどんの画像


 コチサ
「やっぱり、讃岐に来たら、うどんを食べなくちゃね 


 お母さん
「本当に、ワタシのうどんでええのか?
長田小縣山内宮武もあるで~ (^_^;)」


 コチサの実家からは、車で十数分で「まんのうトライアングル」に行くことが出来ます 


 「まんのうトライアングル」とは、知る人ぞ知る、讃岐うどんの名店が集まった一画を言います 


 コチサも、ブームに乗っかって何度か足を運んでの食べ歩きをしたものです 





 コチサ
「そりゃ、世間的にはお母さんのうどんは、山内の知名度には及ばないけど、益田トライアングル姉弟にとってはやっぱり一番の味なんだよ 


 お母さん
「そうかぁ、もったいないなぁ。
せっかくうまいうどん屋さんが、ぎょうさんあるのに…(/_;)」


 コチサ
「そんな事はいいから早く作って食べよう。
さんが帰って来ちゃうよ 





 しかし、時すでに遅く、お父さんが…





 お父さん
「なんやサチコ、まだそんなうどんの食べ方をしとるんか。
うどんはな、歯で噛むんやなくて、こうやってで食べるんや。
ほらやってみい 


 コチサ
「これだから嫌なんだよ。
コチサが子どもの頃、うどん嫌いになったのは、うどんそのものじゃなくて、このお父さんのうんちくが嫌だったんだよ (ーー;)」


 お父さん
「何言うとるんや。
讃岐の人間には讃岐の人間としてのうどんの食べ方がある 





 そしてお父さんは、あっという間に、お母さんの作ったうどんを平らげました 





 お父さん
「どや、わかったか。
こうやって食べるんじゃ。
美味さもひとしおじゃ 





 でも、コチサは知っています 


 お母さんの作るうどんが、年々らかくなっている事を…


 讃岐うどんの命と言われている『コシ』が無くなっている事を…


 それは、頑固オヤジのプライドを傷つけないようにする、家族のしさ 


 例え噛まないで食べても、喉に詰まらせたりしないようにという配慮 


 讃岐うどんの命は『コシ』だけじゃありません 


 こうした家族を守る『』もまた、讃岐の誇る讃岐うどんです 


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