帰省物語5-懐石 

懐石料理の画像1


 同級生の娘さんが、高松市内に「懐石料理」のお店を開きました 


 でも、娘は、母親が来ることを恥ずかしがって、頑なに拒否しているとか…


 で、「東京から同級生が来たんだけど、良いお店がわからないからお前のところで接待したい」と強引に説き伏せたそうです 





 同級生
「娘も、コチサのホームページを見てから、急に力が入ったようでね。
によりをかけて頑張ります」だってさ (^^)」


 コチサ
「なんだか、気が引けるなぁ 





 その店は、いくら(高松)市内と言っても、コチサのイメージの中ではこんなおしゃれなお店は無かったぞ、というくらいの高級店でした 





 娘さん
「本日はようこそおいで下さいました。
娘のカオルです。
まだまだ未熟者ですが、精一杯のお食事をご用意させていただきます。
どうか素敵な時間をお過ごしください 





 キリッと和服に身を包み、丁寧に正座をして頭を下げるカオルちゃん 


 出てくる料理は、どれもほっぺが落ちるくらいに美味しいものでした 
(この表現を使ったら、「コチサは、グルメリポーターにはなれないね」と同級生に笑われました (^_^;))


懐石料理の画像2



 あまりのもてなしに、最初こそ、居心地が悪く恐縮してしまったコチサですが、途中からこのカオルちゃんの本意に気が付きました 


 だから、美味しいものを同級生にも薦め、気兼ねなくふたりでたくさんたくさん食べました 


懐石料理の画像3






 コチサ
「あー、幸せ。
こんな美味しい高級料理で、満腹になるまでいただけるなんて信じられない 


 カオルちゃん
「本日はありがとうございました。
有名な方に食べに来ていただけて嬉しかったです。
今までで一番緊張したけど、でも心を込めて作る事ができました (^O^)」


 コチサ
「良いダシが取れたでしょ 


 カオルちゃん
「えっ?」


 コチサ
「コチサがダシに使われた事はわかっていたよ。
でもこんなに気持ちよくダシに使われるなら、何度ダシにされても良いよ 


  カオルちゃん
「・・・」


 コチサ
「本当は、お母さんに食べてもらいたかったんだよね。
お母さんも、さっき、こっそりいてたよ 


 カオルちゃん
「コチサさん…」





 料理を作っている時のカオルちゃんのらしげな顔…


 コチサも、初めての大舞台で東京から両親を呼んだあの時、きっとこんなをしていたのかもね 


懐石料理の画像4



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