帰省物語1-雪だるま 

大雪の画像


 東京に二度目の大雪が降った朝、讃岐の実家もやはり大雪でした 





 コチサ
「おはよう。
あれ?お父さんは? 


 お母さん
「もう田んぼや、決まっとるやろ ^_^」


 コチサ
「こんな大雪なのに?」


 お母さん
「一年365日、天気など関係あらへん (^○^)」


 コチサ
「お母さんは行かないの?」


 お母さん
「お前に朝ご飯用意せなならんからな (^_^;)」


 コチサ
「お、お母さん、た、大変だよ。
窓の外に雪だるまが歩いている 


 お父さん
「ただいま。
聞こえたで。誰が雪だるまじゃ。
合羽がに覆われただけじゃ 


 コチサ
「お父さんは、頭は薄いけど、眉はいから、炭で顔を作った雪だるまそっくりになるんだね 


 お父さん
「眉が濃いのはお前やってそうじゃろ。
なんじゃ、わざわざくしおって (-"-)」


 コチサ
「また眉が濃いのが流行る時代になったら、いつでも戻せるから眉を濃く産んでくれたことには感謝してるよ 





 相変わらず、365日夜明け前から田んぼに出かけるおさん 


 その足取りも威勢の良さも、コチサが子どもの時から何も変わっていないけど、身体の中は何かの信号を送っているはず…





 お父さん
「雪だるまはな。
何も文句を言わずに、黙々と立っているもんじゃ。
が来るまではな <`ヘ´>」


 コチサ
「・・・」





 そう言えば、先週東京で大雪が降った日も、道端にたくさんの雪だるまが出来ていた 


 でも、どの雪だるまも顔が真っ白だった。


 昔はどの家にも当たり前のようにあった「」がないからだ 





 コチサ
「お父さん、我が家に「」ある? 


 お父さん
「当たり前やろ、炭が無い家なんてあるわけない <(`^´)>」


 コチサ
「ねぇ一緒に雪だるま作ろう。
炭で大きな眉と目玉と口を付けよう 





 が来て、この雪だるまが自然に解けた時、お父さんの膝や腰の痛みも、一緒にとけて持って行ってくれますように 





 お母さん
「ふたりとも、いつまで外で騒いでるんや。
朝ご飯出来たでぇ~ヽ(^o^)丿」





 懐かしいお味噌汁の香りが、鼻腔だけでなく涙腺まで刺激する朝 


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