えんどう豆 

えんどう豆の画像


 同級生の遠藤くんは、「えんどう豆」というあだ名で呼ばれていました 


 それは、遠藤くんのお父さんが「えんどう豆」を開発したからです 


 実は、遠藤くんのお父さんとコチサのお父さんは、同じ開発チームの仲間で、切磋琢磨してお互いを高め合う関係だったそうです 


 その日も、タッチの差で遠藤くんのお父さんの方が早く「」を開発してしまったので「えんどう豆」という名前がついたそうです 





 お父さん
「すまんな、サチコ。
ワシがもう少し頑張っていれば、お前も今頃は「ますだ豆」というあだ名で呼ばれていて幸せだったろうに 





 そんな大嘘を、コチサは小学校に入学するまで信じていました 


 そして何より、「ますだ豆」などというあだ名がつかなくて良かったと、お父さんが遠藤くんのお父さんに負けた事に感謝さえしたものでした 





 今になって思います。


 そういうは、遠藤くんのお父さんがついてこそ、意味があったんじゃないかと 


 「えんどう豆」と呼ばれて、いじけている息子を慰めるという、大きな意味があったんじゃないかと 


 お父さんが、よくわからない「ますだ豆」を出してくる理由っていったいなんだったんだろう 


 なぁ、父ちゃん、教えてけろ 


コメント:

開発チームの仲間に江田さんもいらっしゃったのですね。

Re: タイトルなし

> 開発チームの仲間に江田さんもいらっしゃったのですね。

寅さん、スルドイですねー(笑)
そうなんです、「えだ豆」と呼ばれ人気者だったそうです(*^^)v

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