ランチセット 

ガパオランチの画像


 祝日はランチセットを販売しないお店が多いようです 


 週一回、いつもの時間に、いつものコースをお散歩するのを楽しみにしているおじいちゃん 





 コチサ
「すみません、○○さんの好きなガパオライス、今日は祭日のため、ランチセットではなく単品扱いになるそうです 


 おじいちゃん
「先週の月曜日も祝日だったけど、中華飯店の油淋鶏ランチはあったよ (^^)」


 コチサ
「お店によって、対応はまちまちみたいですね 





 ということで、いつもは、スープ、デザート、コーヒー付で880円のガパオライスを、単品1,150円で食べるおじいちゃん 





 おじいちゃん
「あー、美味しかった、ごちそうさま (*^_^*)」





 目の見えないおじいちゃんは、慣れた手つきで財布を探り、1,150円きっちりをお会計に出しました 


 タイ人と思われる女性は、1,000円札だけをレジに入れ、レジからは120円を取り出し、受け取らなかった150円と共に、ガイドのコチサに『おつり』として返して来ました 


 そして、両手を前で合わせて、コチサとおじいちゃんに向かって頭を下げました 


 それが、彼女の国の「ありがとうございました」の挨拶なのか、日本式の『すみません』のジャスチャーなのか、、、


 常連のおじいちゃん・・・いつもガイドヘルパーに付き添われ、香辛料の強い自分たちの国の料理を美味しそうに食べて帰るおじいちゃん・・・


 おじいちゃんにとっては、祝日だろうと平日だろうと、変わらぬただの月曜日 


 街の景色が休日特有の華やいだものであったとしても、見ることは出来ない。


 でもお店にしたら、祝日はランチサービスをやめるという経営方針も、商売を軌道に乗せるためのやむを得ない戦略 


 両手を前で合わせた彼女の仕草と、戻ってきた120円と受け取らなかった150円のおつりは、そんな彼女なりの、自分自身への折衷案だったのかも知れません 





 コチサ
「○○さん、すみません。
コチサが勘違いしていたようです。
祝日でも、今日は、サラダとドリンクが付かないだけで、ガパオライスは880円のランチ価格だそうですよ。
いいですか?
ここに270円のおつりが戻ってきましたよ。
お財布に入れて下さいね 





 そう言うと、コチサも両手を前で合わせて、その女性に頭をさげて店を出ました 


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