孝流丸 

瀬戸内海の画像


 秋の空は高く透き通っていて、声がどこまでも届きそうな気がします 


 コチサ
「おーい、瀬戸内海!
コチサの声が届くかぁ~?
届いたなら、さざ波の調べを奏でておくれぇ~ 


 小高い山の上に登って、コチサが叫びます 





 旅人さん
「もしもし、悦に入っているところを申し訳ないですが、瀬戸内海は向きが反対ですよ (^_^;)」


 コチサ
「それはそれは、わざわざありがとうございます。
最近は、東西南北がわからない年齢になりまして 


 旅人さん
「まぁ地球は丸いから、どこから叫んでも届きますよね (^^)」


 コチサ
「昔、フォーリーブスの江木俊夫さんが『ボクから逃げようとしてもダメだよ。逃げれば逃げるほどボクに近づくってわけ。だって地球は丸いんだもん』って言っていました。
ってことは、瀬戸内海はコチサからは逃げられないわけです 


 旅人さん
「なんか間違った人に声をかけてしまったようです。
これ以上は関わりませんので、引き続き、お好きに叫んでいて下さい (ーー;)」


 コチサ
「まぁそう言わず、『さざ波の調べ』のくだりも突っ込んでくれませんか 


 旅人さん
「自らの過ちとはいえ、とんでもない人に関わってしまったようです。
で、『さざ波の調べを奏でておくれ』とはどういうことですか?」


 コチサ
「それには、コチサの思い出話に浸っていただかなくてはなりません。
長くなりますが、それでも聞きたいですか? 


 旅人さん
「次の予定もありますので、許されるのなら、このまま帰りたいのですが (/_;)」


 コチサ
「同じ香川にありながら、コチサの田舎は山奥で、海など知らないところでした。
ある日、コチサが山で芝刈りをしていると、川で洗濯をしていた妹が、川を逆流して上ってくる小太りの蛙を見つけたのです 


 旅人さん
「、、、」


 コチサ
「当時それが『ナンパ蛙の川登り』と言われていた不適切な習慣で、結果的に妹は、今では、潮騒の香る漁師町で暮らしているのですが、、、」


 旅人さん
「さざ波の調べというのは、嫁がれて苦労されている妹さんへの比喩的な励ましということですか?」


 コチサ
「違います。
丘に上がっても、砂浜を叩いて振動で波を作り出すくらい元気で活きの良い魚を送れという、比喩的表現です 


 旅人さん
「私があなたの妹さんだったら、夫を小太りの蛙扱いされたら、魚は送らないと思いますよ (-"-)」


 コチサ
「でも、本当にびっくりするくらいったんだもん 


 妹、園子
「姉ちゃん、ええ加減にせえや。
それ以上言うと、ほんまに送らんで 





 
 さかな、さかな、さかなぁ~ 
 さかなを食べるとぉ~
 心、心、心、
 心が幸せぇ~
   


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