愛の目覚め 

富士山の画像2


 おませなアズちゃん
「また一年、織姫さまと彦星さまは会えないんだね 


 幼稚園で、先生たちが、笹の葉から短冊を取り外して処分をしている姿を見て、同級生のアズちゃんが言いました 


 幼少コチサ
「オリヒメ、ヒコボシってなんなん? 


 そして、つたないながらも要点をしっかり押さえた、おませなアズちゃんの説明を聞いて、コチサはこの世の中に「」というそれはそれは「儚くも美しい物語」があることを知ったのでした 





 幼少コチサ
「お母さん、というのは、大変なものやで 


 お母さん
「どうしたお前?」


 幼少コチサ
「お母さんは、お父さんをしているん 


 お母さん
「お、お前、まだ4歳の分際でなんて言うことを・・・(^_^;)」


 幼少コチサ
「愛しているのなら、いつもお父さんと一緒にいたら、あかんで。
お父さんは、一年に一回しか家に帰ってこられんようにせな。
オリヒメヒコボシのようにな 


 お母さん
「お父さんがこの家におらんようになったら、お前たちは寂しいんとちゃうか?」


 幼少コチサ
「仕方あらへん。
お父さんとお母さんの「」の為や 


 お母さん
「お父さんがおらんようになったら、お前も怒られんで済むな(ーー;)」


 幼少コチサ
「うん、そうやで。
夜も好きなテレビをいつまでも見られるし、自由やで 


 お母さん
語るに落ちたな(-"-)


 幼少コチサ
「へっ? 





 本当の「」の高貴な姿というものを知った数時間後・・・


 今度は、どんな「愛の美談」でも、コチサにとってはモノゴトを自分の都合の良い方向に進めるための道具としか使いこなさない「自らの狡賢い心」を知ったのでした 


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