拠ん所なき思い 

コチサの画像


 妹からメールが来ました 

実家に帰ったら、
お父さん、腰の具合が悪くて、
自分から医者に行ってるそうや。
相当悪いんかな





 昭和の頑固オヤジなので、
どんなに体調が悪くても
ガマンするタイプの人間です 


 そのせいで盲腸をこじらせ、
大変な事になった前科もあります 


 不安になったコチサは、
お母さんに探りの電話を入れました 





 コチサ
「お父さん、相当悪いの 


 お母さん
「腰が痛いから、
電気をあててもらいに通ってるだけや。
ひどくは無いで(#^.^#)」


 コチサ
「コチサは騙されないよ。
具合の悪いのを我慢するのが、
家長の務めだと言い張るお父さんだよ。
ちょっとやそっとで病院行くはずないでしょ。
お母さん、長女のコチサだけには、
本当のこと言ってよ 


 お母さん
「今のお父さんは、
ちょっとやそっとで病院くで 
もう家長の座は、浩二に譲ったし、
今は、孫が嫁に行くのが楽しみやから、
身体は大切や言うてるで(^^)」


 コチサ
「それって、好々爺じゃん 


 お母さん
「そうや、にデレデレのおじいちゃんやで(^_^;)」


 コチサ
「・・・





 嬉しくもあり、寂しくもあり・・・


 コチサは複雑な気持ちで、
この拠ん所なき思い
弟にぶつけることにしました 




 コチサ
「もしもし浩二、お前は家長なんだから、
ちょっとやそっと具合が悪くても病院行くんや無いで 


 弟・浩二
な、なんで? 


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