鍵師 

鍵の画像


 気持ち良く仕事を終えて、自宅に戻った夜・・・なんとが開きません 


 ようやく鍵穴に刺さったと思ったら、その後は回転さえしません 


 そういえば、ここんところ調子が悪かったけど・・・





 コチサ
いよぉ~


 鍵師さん
「毎度ぉ(^^)」


 コチサ
「こっちは寒くて震えているのに、そっちは元気だね 


 鍵師さん
「すみません、商売なもので(^_^;)」


 コチサ
「商売だからこそ、こんな時に笑顔は禁物なのではないですか 


 鍵師さん
「ごもっとも(-"-)」


 コチサ
「それにしても鍵師という割には若いね。
コチサは、針金一本、もしくは金鎚ひとつを持って
着流し姿でやって来るおじさんかと思ったよ 


 鍵師さん
「なんか誤解が甚だしいようですが・・・
それに、後者は鍵師ではなく釘師だと思いますが(/_;)」


 コチサ
「へぇ~器用に開くもんだね。
さっき外でパチンコ玉拾ったけど、いる 


 鍵師さん
「だから『釘師』ではありませんって・・・
加えて言えば、私は『鍵師』でもなく、
鍵業界という健全企業の一正社員です(^O^)」


 コチサ
「ふー、昭和は遠くなりにけりだね 


 鍵師さん
「お客さんはいつの時代の人なんですか・・・(ーー;)」





 で、診断の結果、長年の経年変化と、
風雪に曝されている鍵穴の位置関係などで、
シリンダーが壊れており、交換となりました 





 コチサ
「えー、三万円もするの? 高すぎる。
それにこんな夜では銀行も開いてないよ 


 鍵師さん
「カード使えますよ(*^^)v」


 コチサ
「さすが健全企業 





 って事で、この金欠の最中、
セキュリティーを重要視した泣く泣くの出費となりました 
鍵業界の進歩は凄まじく、現在最新のオススメの鍵は、
2020年までコピー不可のものだそうです






 コチサ
「お金無かったらカード落ちないからね(-_-;)」


 鍵師さん
「大丈夫ですよ、集金に伺いますから 


 コチサ
「その笑顔怖い。
昭和の着流し鍵師だぁ~(#^.^#)」


 鍵師さん
「冗談ですよ。
ノリに合わせただけですよ 





 そして社名ロゴ入り作業服を着た鍵師さんは、
同じロゴの書かれた軽自動車に乗ってニコニコ帰って行きました 





 コチサ
「まぁ確かに、粋で鯔背な着流し鍵師じゃなかったけど、しかったな 





 コチサは、サービスでもらった鍵穴専用クリーナーを
持った手を大きく振り、れを惜しみました 


 それにしても、来月の引きとしは、どうなるんだぁ~



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