ウンテイ 

雲梯の画像


 散歩の途中、アスレチックス設備の充実した公園を見かけ、
足が止まりました 


 コチサの目を引きつけたのは、小学校の校庭にあったものの三倍は長そうな
ウンテイでした 


 もともと、『山猿コチサ』なので、嫌いな体育の授業の中でも、
ウンテイや鉄棒は得意でした 


 コチサ
ちょっと昔の腕前を披露したくなっちまったぜ 


 と、周りに人がいないことを確認してから、
大口を叩いてウンテイに飛びつきました 


 何年ぶりとは思えない、慣れたフォームで右手・左手がスムーズに交錯し、
身体を反転させながら前に進んで行きます 


 コチサ
超気持ちいい~ 


 と、古いフレーズをパクってみたものの、実は腕の感覚がなんか違うのです 


 ちょうど長いウンテイの中央まで来た頃、
「もしかして」と思って、そのまま懸垂をしてみました 


 そしたら、、、


 なんと軽~く、がウンテイのハシゴの上に飛び出しました 


 コチサ
すごーい! ウンテイで懸垂が出来ている 


 コチサの日々の筋トレに「懸垂」のメニューはありません。


 だから気がつかなかったのですが、こんなに軽く懸垂が何回も出来るくらいの
筋肉がついていたようです 


 最初に感じた「腕の運びがなんか違う」というのは、腕の筋肉のせいで、
身体運びが軽すぎる違和感だったようです 





 コチサ
「すごーい! 日々の努力のたまものだぁ、わーい、わーい 


 公園管理のオジサン
ちょっとあなた!」


 コチサ
「はい 


 オジサン
「そこはウンテイです。
真ん中で懸垂するものじゃありませんよ。
後の人が詰まって迷惑になります(-"-)」


 コチサ
「すみません、、、でも、この公園にいるのはコチサだけですが、、、」


 オジサン
「もうすぐ、学校帰りの子どもたちが集まってくるのです。
それにたとえ誰もいなくても、ウンテイではウンテイのルールを守りまょう(ー_ー)!!」


 コチサ
ゴメンナサイ 


 オジサン
「じゃぁご案内します。
こちらにどうぞ(^O^)/」


 コチサ
「へっ?」





 そこは、吊り輪と懸垂バーが並ぶ「懸垂コーナー」でした 





 オジサン
「懸垂はここでやって下さい。
ここならいくらやっても大丈夫です(*^^)v」





 うんだよ 


 あれは、たまたまで 


 コチサが懸垂をしたかったわけじゃないんだよ 


 それにウンテイでの懸垂は、位置的に使う筋肉「上腕二頭筋と三頭筋」だけど、
懸垂バーでの懸垂は、「広背筋や僧帽筋」なんだよ 


 コチサはそこの筋肉はえたくないんだよ 


 などと、オジサンに通じる訳はなく、、、





 オジサン
「私が見ててあげますから、遠慮なくやって下さい。
はい、い~ち、に~い、さ~ん、、、





 というオジサンのかけ声とともに、
懸垂バーで見事10回の懸垂を達成したコチサです 





 オジサン
「まだまだだな。
吉田沙保里さんなら、100回は軽く出来るんじゃないのか 


 コチサ
「余計なお世話だよ 





祝!国民栄誉賞!\(^o^)/


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