ズビズバァ 

真夏の空の画像


 我らが小さな貧乏会社は、熱の太陽が降り注ぐ午後1時でも、
ひたすら足を使っての営業です 





 コチサ
「次は、荻窪。駅から徒歩15分だよ 


 社長
「了解 


 コチサ
地図見る?」

 
 社長
「ううん。今度はキミに任せた 





 午前中の新大塚駅徒歩13分は、自分が率先して地図を頼りに歩いて行ったのですが、
今回はコチサに任せるつもりのようです 





 コチサ
「コチサに楽ばかりをさせないようにと思ってるんでしょ 


 社長
「そうじゃなくてさ。順番でということでいいんじゃない?」


 コチサ
「わかったよ。じゃぁ付いて来て 





 社長とは長年の付き合いです 


 この時、様子が少しなことに気が付くべきでした。

 
 しかし・・・


 アスファルトが歪んで見える陽炎 


 そして聴覚を麻痺させるような終わりの無いセミの鳴き声 


 コチサの感覚も少しっていたようです(^_^;)


 長~い、長~い、坂道 


 これを登りつけば、目指す営業先があるのか・・・


 コチサと社長は、暑さを紛らすように、取り留めの無い与太話を続けます  





 社長
ズビズバァ~





 いくら意味の無い与太話とはいえ、いきなりの「ズビスバァ~」は、
ちょっと取り留めが無さ過ぎるとは感じました 


 でも、一応「団塊世代対応技術者一級(*^^)v」の資格を持つコチサですから、
どんな時も話を合わせなくてはなりません 





 コチサ
パパパヤ


 社長
ズビズバァ~


 コチサ
やめてけれ、やめてけれ、やめてけーれ


 社長
ズビズバァ~





 一応、唄が成りたっています 


 でも正しくは、社長のパートは二回目からは「ズビズバァ」ではなく
♪ゲバゲバ」のはずです。


 文句を言おうと振り返ると、社長が変です 





 コチサ
「ん?」


 社長
ズビズバァ~





 どうやら軽い日射病になっているようです 


 慌てて日陰に避難し、水分を取らせます 





 コチサ
「調子悪かったら、倒れる前に言ってよね 


 社長
「だから言ったよ 「♪ずびずばぁ~」ってったでしょ 





 そうだった、見栄っ張りの社長は絶対に自分から調子が悪いとは言わないんだ 


 で、いきなり唄を歌いだしたりとか、変わった行動を取って、
異変をまわしにアピールするんだ 





 コチサ
「それにしても、いきなり『老人と子どものポルカ』は無理があるよ。
コチサは唄を思い出しながら歌いきることに必死で気がつくわけないじゃん 


 社長
「ズビズバァ~は異変の合図だよ 


 コチサ
「今、勝手に決めても遅いよ 





 ということで、団塊世代の上司を持つさん 


 仕事人間の彼ら彼女らは、見栄っ張りで弱みを見せたがりません 


 でも、確実に体力は弱っています 


 どうか、上司が訴える、さまざまな『ズビスバァ~』の合図にを配りましょう 





 で、近くのカフェに飛び込み、水分補給と冷房で充分に身体を冷やした社長は、
その後元気を取り戻し、今度はふたりで歌詞を間違えることなく
老人と子どものポルカ』を合唱しながら
営業先に向かったのであった  





 左卜全さん 『老人と子どものポルカ





コメント:

ヤメテケレッ!ですか。コチサさん、やっぱ歳ごまかしてないっすか?
僕だって、かろうじて知っている程度ですよぉ。
まだまだ暑い日が続いていますが、体を大切にしてください。社長さんにもお伝えください。

Re: タイトルなし

> ヤメテケレッ!ですか。コチサさん、やっぱ歳ごまかしてないっすか?
> 僕だって、かろうじて知っている程度ですよぉ。
> まだまだ暑い日が続いていますが、体を大切にしてください。社長さんにもお伝えください。

フフフ(笑)
懐メロ・ムード歌謡・軍歌まで♪
歌っていきます、どこまでも(^_^;)♪

がんちゃんも夏バテに気をつけて、
健やかな毎日を過ごしてしてくださいね。

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