しあんくれーる 

喫茶店の画像


 たて20メートル、よこ40メートルほどの、当時の周辺の高等学校と比べても狭い校庭で、
彼は春期を学び育ちました 





 校庭の「はしからはしまで」を、何度も往復して走り、脚力を養ったといいます 


 「校舎の東西には、ボクのタッチした手形が刻まれるんではないかと思うくらい、繰り返したよ 


 彼は、そう述懐します。


 多感な時期の青年は、京都奈良への修学旅行のときには、ひとり団体行動から抜け出して、
ジャズ喫茶『しあんくれーる』を探し出し、コーヒーを飲みました 


 店内には、やはり似たような修学旅行生がポツリポツリといたそうです 


 当時若者の間でバイブル的な書物となった、「二十歳の原点」著者の
高野悦子さん(その美貌と衝撃の最期というインパクトも重なりベストセラーとなった)が
通っていたというお店でした 


 そして、大学、就職、結婚をして、3人の子どもの父親となった今も、
田中三郎(仮名)」として元気に平凡に暮らしています 


 おわり。





 田中三郎
「なにこれ?」


 コチサ
「サブちゃんの話だよ 


 田中三郎
「全然面白くないじゃん(ーー;)」





 コチサニュースの時代から、「ボクのことも載せてください」とよく言われます 


 ほとんどは冗談なので気にしないのですが、このサブちゃんだけは気でしつこいのです 


 で、面倒くさかったけど、取材したら・・・

 
 たいした話は出てこない 


 一時間以上話したけど、持参したノートに書かれたメモは、
校庭が狭かった
しあんくれーる(思案に暮れる)という店名が面白い
の二行だけ 





 田中三郎
「ボクってこんな感じなんだね(^_^;)」


 コチサ
「校舎に手形をつけても、ンターハイに出たとかないでしょ 


 田中三郎
「うん、体育は中の下くらいだよ(*^^)v」


 コチサ
「二十歳の原点を読んで感化されて、人になったわけじゃないでしょ 


 田中三郎
「作文とか苦手だったしね(/_;)」


 コチサ
「そしたら、出来上がりはこんなもんでしょ 


 田中三郎
「なんか書き出し読んだら、わくわくしたんだけどね・・・
コチサさんなら、なんとかしてくれると思ったボクがはかだったよ(-"-)





 文句を言われる筋合いじゃないと思うけど・・・


 すみません、一応、っておきましょう m(__)m


 コチサも物書きが本職ではないので、一緒に食事をしたり遊んだりしたことが、
なんでもかんでも「記事」に出来るわけじゃないのです 


 ちょっとでも面白いことがあれば、それを嘘八百でふくらませることはできますが、
何もないところからは何にもらまないのです 


 ということで、別れ際、
コチサさん、これってブログの話になるんですよね。楽しみにしてま~す♪
って、帰っていくのはやめましょう! 




 田中三郎
「やっぱりボクって何もないんだぁ^_^;」


 コチサ
「奥さんと、子どもが三人いるじゃない 


 田中三郎
「奥さんには「しい」、子どもには「かいい」の、形容詞も付かないんだね(p_-)」


 コチサ
「だって、会ったことどころか、写真さえ見たことないんだから、当然でしょ 


 田中三郎
「それでも普通は、交辞令で書くもんでしょ<`ヘ´>





 ねっ、こういう屈な結末を迎えちゃうからね 


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