こずるさのルーツ 

海で遊ぶ子供の画像


 コチサの自らのルーツを探る旅、今日は「こずるさ編」です 
っていうか、そんな旅シリーズ無いし、一回こっきりの思いつきです(^_^;)





 お母さんは、若くしてコチサを産んだので、それはそれは真面目に、
教科書に書かれている通りの育てをしました 
事実たくさんの育児書を抱えて勉強していました(^^)


 だからお母さんから、「こずるさの種」を授かる教育は受けていないはずです 


 ってことは・・・もうひとり・・・おばあちゃん 





 小さい頃、コチサはよくこんな質問をしました 


 コチサ
「ねぇねぇお母さん、コチサと園子、っちが好き?」


 お母さん
「どっちも同じくらい好きに決まっとる(^^)」


 コチサ
「そんなこと言っても、どっちかっていったらどっちかがあるでしょ。
ここに園子いないからさ、直に言ってみてよぉ 


 お母さん
「正直も何も、親は子どもが何人いたって、みんな平等に好きなもんや\(^o^)/」





 そう言って、どんなにコチサが粘っても、一歩もりませんでした 


 きっと育児書の「Q&A」コーナーに「よくある質問」として、
そんな事例と対応策が書かれていたのでしょう 





 ところが同じ質問をおばあちゃんにすると・・・


 おばあちゃん
「サチコや、サチコにまっとる 


 と答えてくれます。


 でも・・・


 妹・園子
「ワタシがおばあちゃんに聞いたら、『ソノコにまっとる』言ってたで」


 という一言を聞いたので、ある日、妹とふたりでおばあちゃんに詰め寄りました 





  コチサ園子
「おばあちゃん、コチサと園子、本当はどっちが好きなん? 


 おばあちゃんは、その時、顔色一つ変えずに「園子やで」と言い、
妹の肩越しにコチサを見て、大きくわざとらしくインクをしました 


 そのウインクは、


『ホンマはサチコに決まっとる 
でも園子は小さいから園子やと言うとかんと泣き出すからな。
お前はお姉さんやから、わかるやろ。
ホンマにおばあちゃんがきなのはサチコやで 


 そう語りかけていました。


 そのウインクは、コチサには甘い惑でした 


 「おばあちゃん、ずるい」と心のどこかでは思いながらも、
大人として扱ってくれて、秘密の共有を持ちかけられたような優越感と満足感・・・





 あぁ、きっとあれがコチサの人格形成の大きな岐路だったんだぁ~(^_^;)


 あの時コチサは子どもながらも、そこに選択肢があることを感じ、んだ事を覚えています 


 「おばあちゃんの嘘つきぃ~」と泣こうかと、った事を覚えています 


 でもその時、結果的にコチサはおばあちゃんの甘い誘惑を受け入れ、
こずるさの人生を一歩踏み出したのです 


 妹の前で、いかにも残念そうな顔をし、
「そっかぁ、やっぱり園子の方が好きなんや。負けたわ 


 そう言って、コチサも妹の肩越しからおばあちゃんにインクを返したのでした 





 あーぁ 


 コチサの「こずるさ」のルーツは、どうやらおばあちゃんにあったようです 


 でも、90数年に渡るおばあちゃんの『苦労知らずの世渡り上手な人生』を思うと、
あの時あの甘い誘惑になびいて正解だったとつくづく思います 


 コチサも『苦労知らずの渡り上手な人生』で、
おばあちゃんのように生きていけますように 


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