実るほど・・・ 

アカデミーヒルズの画像1
「カフェラテを注文しました♪」


 六本木ヒルズ49階のアカデミーヒルズ図書館です 


 会員になるといつでも自由に利用できますが、残念ながらコチサは毎回ビジター利用です 


 仕事の打ち合わせで、先方のご待のみで顔を出すくらいの頻度でしか使えません 


 ビジター利用者は、こんなカードを首からぶら下げます 

アカデミーヒルズの画像2
「ビジター利用者の一日専用カードです」


 会員の方々は、顔写真入のIDカードを下げています 

アカデミーヒルズの画像2
「こっちは会員カード(*^^)v」


 毎度のことですが、ここから眺める景色は最高です 

アカデミーヒルズの画像4
「東京タワーが良く見えました♪」


 東京タワーとスカイツリーも一望できます 
 (この画像は、別の日に撮ったものです)

アカデミーヒルズの画像4
「曇り空ですが・・・左の方にうっすらスカイツリーが・・・」


 こんな景色を見ながらノートパソコンを開いて打ち合わせをしていると、
自分がくなったような気がします 


 つい気が大きくなってラウンジでカフェラテなんかを頼んじゃって、
短い脚を組んで、に入ったりしてしまいます 





 お父さん
「まったく『バカは高いところが好き』とは、よう言うたもんや 





 子どもの頃、火の見やぐらに登って降りられなくなっていていたコチサに向かって、
お父さんが言った言葉を思い出しました 





 幼少コチサ
「だって見晴らしが良くて気持ちよかったんだもん 





 お父さんの背中におんぶされ、言い訳をするコチサ。





 お父さん
「確かに高いところは気持ちがええ。
だけどその分、危険や。
高いところに登って気持ちが良うなったら、
ようけ足元を引き締めて、ん張らんとあかん 





 そう言ってお父さんは、コチサを家に連れて帰るでもなく、
そのまま田んぼに行き、自分の農作業を続けました。


 仕方ないのでコチサは、あぜ道に座って、お父さんの作業を見ていました 


 お父さんは腰が痛くなるのか、時々背中をそらしを仰ぎ、片手で腰をぽんぽんと叩きます。


 もう片方の手は、仰ぎ見た日差しをまぶしそうに遮るために使います 


 額から首筋に流れるが、日の光に反射してキラキラと輝きます 


 実った稲穂が首(こうべ)を垂れ、そのお父さんの首筋をくすぐります。


 そんなお父さんの、大変だけど満足そうな顔を見ながら、
コチサはあぜ道で『ぺろぺろキャンデー』を舐めていました 





 先方さん
「じゃぁそういうことで、よろしくお願いします(^^)」


 コチサ
「了解です。
今日はお時間をいただきありがとうございました 





 地上に戻ったコチサは、今までいた49階の窓を見上げます 


 そこは太陽の光が窓に反射して、キラキラ光って、実像が見えません 





 コチサ
「お父さんも、こうやって空を見上げていたなぁ\(^o^)/


 でもあの時のお父さんは、どんなに眩しくても確実に太陽の輝く空が見えていたはずです


 コチサ
「今のコチサは49階さえ見えないや(/_;)





 お父さんの言葉が蘇ってきました。


「確かに高いところは気持ちがええ。
だけどその分、危険や。
高いところに登って気持ちが良うなったら、
ようけ足元を引き締めて、ん張らんとあかん 


 そうだね。

 
 高いところに登るには、エレベーターじゃなくて階段を踏みしめるように、
一歩ずつ登っていかなくちゃね 


 あの日、お父さんの首筋をくすぐった稲穂が感じた風と、
コチサが今感じるこのビル風は、どこが違うんだろう? 





 お父さん
「『実るほど首を垂れる稲穂かな』いう言葉がある。
高いところに上るときは、よう覚えておくんやで 





 了解! 

六本木ヒルズの画像
「実るほど首を垂れる稲穂かな♪」




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