都市伝説 

田舎の家の画像


 昔は、『和式便所に落ちたり肥溜めにはまったりした男子は出世し、女子は玉の輿に乗る 
と言われていました。


 幸か不幸か、コチサも妹も弟も、そのような経験をせずに育ったので、
真偽のほどはわかりません 


 思い立ったので、同級生のムコウヤマ(旧姓)ノリコに電話してみました 





 ノンチ(当時のあだ名です)
「どうしたの? 久しぶり過ぎるよ(^_^;)」


 コチサ
「ノンチは、確か小学校三年生の時に、
ウラッパカ(墓地の裏側にあったのでみんなそう呼んでいた)の肥え壺に落ちたよね 


 ノンチ
「どうしたの? 挨拶もなしにいきなり本題? それも肥え壺の話?」


 コチサ
「口にまで入って『苦いよ、苦いよ』って泣いていたよね 


 ノンチ
「なんかみでも思い出したの?」





 いや恨まれるとしたらコチサの方かもしれません 


 あの時、近くにいたお友だち数人は、自らの汚れを省みず、ノンチを肥え壺から引きずり出したのに、
コチサは「臭いけん、いやじゃ(';')」と言って手を貸さなかったのですから・・・





 ノンチ
「そのくせ、お母さんが菓子折り持ってお礼に周った時、しっかり受け取ったよね(ーー;)」


 コチサ
「あの時コチサはボート競技で言うところの『コックス』の役目をしたんだよ。
最後尾で一人前向きに乗って指示を出す人だよ。
ノンチもコチサの指示で助け上げられたと思ってよ 


 ノンチ
「相変わらず口は達者ね。
で、用件は何?」


 コチサ
「今、せ?」


 ノンチ
「な、何よ急に? ・・・い、一応幸せよ(#^.^#)」


 コチサ
「一応なんだ。 完璧に夫婦円満じゃないってこと 


 ノンチ
「失礼な! 謙遜した言葉のアヤよ。 私は完璧に幸せです。 それが何か?」


 コチサ
「旦那さんって何してる人 


 ノンチ
「結婚式の司会したのはあんたでしょ。
彼のプロフィール読んで紹介したの忘れたの?」


 コチサ
れた(-"-)」


 ノンチ
「猟師よ!」


 コチサ
玉の輿 


 ノンチ
「知らないわよ 


 コチサ
「ニシン御殿に住んでるの 


 ノンチ
「ここ北海道じゃないわよ。 知ってるでしょ。 香川に住んでいるのよ私たち。
っていうか、結婚式の司会を頼んだのは私じゃないでしょ、彼の方でしょ。
私はイヤだって言ったのに 





 そうだった 


 ノンチの旦那さんは、シモフリニクゆるぞう(仮名)だ。


 同じ村に住む小学校の同級生だった 





 ノンチ
「その仮名やめてくれない。
なんかブヨブヨってだらしなさそうでしょ 





 思い出した 


 ゆるぞうは、ノンチがウラッパカの肥え壺に落ちるずーっと以前に、
自分の家の田んぼの肥溜めにはまっていたはず・・・





 コチサ
「わかった、もういい 


 ノンチ
「何が?」


 コチサ
「『和式便所に落ちたり肥溜めにはまったりした男子は出世し、女子は玉の輿に乗る』
というコチサの田舎の都市伝説は『』と判明しました。
じゃぁまたね 


 ノンチ
「なんなのよ、まったく。
二度と電話かけてこなくていいわよ 





 ・・・ということで、都市伝説は以下のように変更する事にしました。


 『和式便所に落ちたり肥溜めにはまったりした男子や女子の子どもは、出世し名を馳せる


 ノンチ、ゆるぞう、おめでとう\(^o^)/


 新聞見たよ。


 息子さん、大世だね 


 コチサも嬉しいよ 


 生まれたばかりの彼に乳首を吸われて、その痛さに泣きながらも、
いとおしそうに彼を抱きしめているノンチを見たときに、コチサは、
このノンチの愛を受けた子どもなら、きっと偉くなって親孝行するぞ
って確信したんだよ 


コメント:

シモフリニクゆるぞう
笑える(^o^)

Re: タイトルなし

> シモフリニクゆるぞう
> 笑える(^o^)

みんな元気で何より♪

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