おはなしピエロ公演-「オニオの心」 

201502お誕生日会1


 保育園での「おはなしピエロ、2月公演」です 


 今回は『節分のその後』のお話しです 


 先ずはあらすじから 





 遠く人里離れた山奥の鬼の村に住む、鬼山オニオくん5才
 節分から二週間が過ぎても、病院から退院して来ないパパの事を心配しています。

 そして

 「ねぇママ、
 どうしてボクたちは毎年節分になると、人間にをぶつけられなくちゃいけないの?
 どうしてボクたちは毎年豆をぶつけられて怪我をしなくちゃいけないの?
 パパなんか、毎年子どものボクを庇って豆をぶつけられるから、いつも大怪我。
 節分が終わるといつも入院だよ。
 どうしてボクたちい思いをしなくちゃいけないの?
 ボクたちい事をしてないのに…
 ボクたち鬼は人間の事が大好きなのに、人間はどうしてボクたち鬼に豆をぶつけて怪我をさせるの?
 もしかして人間は、ボクたち鬼がいなの?」

 と堰を切ったような質問攻めです。

 急に質問攻めにあって戸惑うママ。

 そこへ、退院してきたばかりのパパが戻って来ました。
 パパは言いました。

 「オニオ、お前ももう5才だ。
 そろそろえてやってもいい頃かもしれないな。
 なんで節分になると、人間は私たち鬼に豆をぶつけて私たちに痛い思いをさせるかを…」

 そしてパパが語った人間と鬼の真実の関係は…
 未来の人間と鬼の理想的な関係は…
 その理想的な関係を作るのは






 そんなテーマで「おはなしピエロ」が進んで行きます 


 お芝居の始めの頃は、


 「オニが怖い顔をしているからだよ
 「オニが悪いんだよ


 などと言っていた園児たちですが、話が進むにつれて真剣に聞き入ってくれます 





 もともと鬼は人間の心から生まれた 


 人間はどんなに良い人間になろうと思っても、小さなをついたり、ちょっとした約束を破ってしまったりという良くない事を重ねてしまう 


 それが何十年も積もれば大変な悪い心になってしまう 


 だから人間は一年に一回、その心を洗うために自分の心にを投げるんだ 


 だから鬼も痛いけど、自分の心もいんだ 





 園児たちは「しーん」となります 





 でもいつかは、そんな悪い心が生まれない世界がやって来る 


 そうしたら鬼はが無くなる 


 そういう世界を作ってくれるのはだろう 





 園児たちは、それが暗に自分たちへ向けられた言葉と理解します 


 そうして「任せておけ」とでも言うようににっこり笑います 


 毎年この時期になると、園児たちの理解力が一気に上がります 


 最上級生だけでなく、一年二年下の園児たちも同様です 


 注意力も集中力も素晴らしく、コチサのちょっとした登場人物の言い間違えには、すぐに突っ込んでくるのでが抜けません 





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 終演後、帰り支度をしていると、ひとりの女の子がやって来ました 


 「ねぇねぇ、鬼は人間の心から生まれたんでしょ。
じゃぁ良い世界になったら、また人間の心に戻っちゃうの?



 咄嗟の出来事に、必死で頭を回転させるコチサ 


 「そうだね。
鬼はどこに行くのかな?
人間の心に戻るのか、鬼の故郷に戻るのか…
園長先生に聞いてみようね~



 そう言って園長先生に目で合図を送って、その場を退散したコチサでした 





 さぁ来月は、最上級生の卒園前の最後の「おはなしピエロ」です 


 毎年恒例の「動物村の卒園式」です 


 今年は卒園生24名という大人数です 


 全員が登場します 


 早々に、台本の暗記と24名の役作りに取り組まなくては間に合いません 



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