約束2 

臼と杵の画像


 商店街の肝っ玉かあさん
「おや、さっそく鏡餅を買いに来てくれたのかい?
いまどき珍しい律義な人だね (*゚▽゚*)」


 コチサ
それが





 夕べの事です 





 お母さん
「年末年始は帰って来んのやろ。
今朝、お前の為に早めにおをついたで。
正月前には届くやろ ヽ(*´∀`)ノ」


 コチサ
「ありがとう 


 お母さん
「味噌も入れておいたからな。
伝統の『餡入り雑煮』の作り方は覚えておるやろな o(^▽^)o」


 コチサ
「食べるばかりで教わった記憶が無いので、覚えている訳はありませぬ 


 お母さん
「まぁ自分で試行錯誤して何とかやってみい。
それと今年は『鏡餅』も入れておいたで。
カビが生えても捨てるんやないで。
カビを取って食べる方法も覚えているやろな (´・ω・`)」


 コチサ
「食べるばかりで教わった記憶が無いので、覚えている訳はありませぬ 


 お母さん
カビの生えた餅を送り返すのは許さんで。
もちろん捨てるのはもっと許さん (# ゚Д゚)」


 コチサ
「お母さん、鏡餅は送らなくていいよ。
こっちでパック入りの買うから 


 お母さん
「もう送ったで ヽ(・∀・)ノ」





 コチサ
「…というなんです 


 肝っ玉かあさん
「実家が送ってくれるのに、わざわざウチで買うことはないよ。
それよりも、わざわざここまで足を運んで言いに来てくれるなんて、あんたも律義な人だね ┌(┌^o^)┐」


 コチサ
「優しさと誠実さだけが取り柄の人間ですから 


 肝っ玉かあさん
「でも、さっきの会話で『鏡餅は送らなくていいよ。こっちでパック入りの買うから』ってあったけど、あれはどういう意味?
ウチで買う予定は無かったってこと?」


 コチサ
「単なる言葉のアヤです。
約束を守る女、それがコチサですから 


 肝っ玉かあさん
「あんた目が怪しい動きをしてる。
それはをついている人間の目だ ( ⊙‿⊙)」


 コチサ
「そ、そんなことはありませぬ。
2015年も誠意と誠実で生きていくコチサです 


 肝っ玉かあさん
「うちは七草粥も売ってるから、その時にあんたの誠意がわかるはず ( ◔ิω◔ิ) 」


 コチサ
「当然です。
七草粥はこの店で買うって、最初から決めていましたから 


 肝っ玉かあさん
「来年がしみだね (´∀`)」


 コチサ
「来年がしみです 


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